カメラマンになった理由
米軍によるイラク空爆の生中継を見て、報道カメラマンになろうと決意しました。
爆撃で苦しんでいる人がいるのを伝えたい、「悲劇・悲しみ」を伝え「平和」に向かう足がかりとなる写真を撮りたい、そう思うようになりました。
そして何より「直接現場に行って声にならない声を集めていきたい」と思っていました。ブラウン管越しに見るニュースに対する自分が何も出来ないむずがゆさ・もどかしさを感じていたのだと思います。 写真を撮り始めたのは2006年、広島のプロカメラマンさんからキヤノンのデジタル一眼レフカメラを格安で譲っていただきました。
それから半年後、世界最貧国のひとつと呼ばれるバングラデシュに単身撮影に行くなど、見よう見まねでシャッターを押し、独学で覚えてきました。上京後はいくつかのウェブ媒体で政治・経済取材をさせていただくようになり、3年後の2009年には第45回衆議院議員総選挙では自由民主党のインターネット媒体代表カメラマンを担当させていただきました。 「伝える」ことが持つ力は計り知れないものがあると信じています。
数多くある伝え方の手段の中でも、一瞬を捉える写真はあらゆる事象を表現する最高のツールであり、写真を撮っていく中で、私はその可能性に魅了されていきました。
時間軸にとらわれないのも魅力のひとつだと思います。 フリーランスとなった直後の2011年3月11日、震災の影響で、状況は一変しました。
撮影の殆どが「自粛」という形で無くなってしまったのです。私は様々悩んだ挙句、東京に残り震災関係の撮影を続けていました。
当時、テレビでは震災報道ばかりが続き(勿論それは大切なことです)、次第に世間も暗い雰囲気に包まれていきました。そのような中、当時自粛されていたバラエティ番組がフジテレビなどで復活、それを目にした瞬間、人を笑顔にするエンターテインメントの力の大きさに気付かされたのです。
その後芸能に関する撮影にも関わるようになり、雑誌を中心に仕事をするようになります。 多くの人が笑顔になる、楽しいと思えるきっかけを写真というツールで実現・表現できる人間になりたい、そう思います。
写真に対する思い
写真には力があります。
たった一枚の写真が、人を動かします。
だから、人の心をつかむのも、離してしまうのも一瞬です。
「企業ブランディング」「製品の魅力を伝える」「求める人材にリーチする」
伝えたいことがきちんと伝わる写真は、将来に渡って価値をもつ。その価値を作るのが、私たちプロカメラマンの仕事だと考えています。 deltaphotoは2014年一人のプロカメラマンが立ち上げた写真撮影・動画撮影を得意とするカメラマン事務所です。
様々な撮影ジャンル・様々な場所に訪問し、年間800件以上の撮影を行っています。 私たちは撮影依頼の相談から、見積もり、納品まで、プロカメラマンが一貫して付き添い、写真・映像という名の“資産”を築いていきます。