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電車やバスの行先表示器を写す方法

電車やバスの行先表示器を写す方法

投稿日 :
2016-09-05
修正日 :
2022-08-31

デジタルカメラで電車やバスのLEDの電光掲示板(行先表示器という正式名称のようです)を撮影すると、文字のすべてが綺麗に写らないことがあります。

これは昔のブラウン管テレビと同じ原理で、走査線のように、列や行単位で点灯する箇所が移動しながら、肉眼で見ると全体が常に光っているように見せているのです。そのため、肉眼では問題なく見えたとしても、高速なシャッタースピードで撮影してしまうと、写真では線として写ってしまいます。

LED側の機種によってもシャッタースピードは変わってくるので、いくつより遅ければ問題ないということは言い難いです。

例えば先日、台湾の九份で撮影した、台北行きの高速バスの行先表示器。
シャッタースピード1/180で撮影すると見事に線状に写ってしまっております。

LED行先表示器を撮影するとこのように写らないことがある。SS 1/180で撮影。
LED行先表示器を撮影するとこのように写らないことがある。SS 1/180で撮影。

「シャッタースピードが早ければ現象が起きる」のであれば、単純にシャッタースピードを遅くして撮影すれば多くのこの問題は解決されます。

SS 1/60で撮影。シャッタスピードを遅くすることで、全体を写せる。
SS 1/60で撮影。シャッタスピードを遅くすることで、全体を写せる。

こちらの写真では、1/60で撮影しています。

とはいえ、停まっているバスなので1/60でもブレずに撮れているのですが、走行中のバスや電車をこのシャッタースピードで撮影すると高確率で被写体ブレを起こしてしまいます。

LED先行表示器が導入されたことで、最近は雑誌社のカメラマンを悩ませているようです。