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ミックス光とは
みっくすこう

ミックス光とは

意味:ミックス光とは

ミックス光とは被写体に色温度の違う2つ以上の光が当たることで色が混ざること。会場やスタジオなどの明かり(地明り)と異なる色のフラッシュ光などを混ぜて撮影した場合、色の混ざった写真となる。

ストロボ光の影響で、被写体の色が青白く、背景が赤い写真になるといった現象を起こす。

デイライト(太陽光)、蛍光灯、タングステン、水銀灯、ストロボ光、LED、HMI、蝋燭など光の種類はたくさんあるため、複数の光源がある場合は複雑なミックス光となる。


カラーフィルターでミックス光を防ぐ

ストロボ光の色を地明りに近づけるためには、地明りの照明に近い色のカラーフィルターをストロボの発行管前に取り付けることにより、防ぐことができる。

タングステン・白熱電球(暖色系)の場合

タングステンや白熱電球といった暖色系の照明は、大きなパーティ会場やホテル、ステージなどで使用されることが多い。タングステンの場合の適切なホワイトバランスが3300K周辺、ストロボ光のホワイトバランスが5500K周辺であることから、クリップオンストロボの発光管前に、オレンジのカラーフィルターを付け、ホワイトバランスを近づけることで、光のミックスを防ぐ。(また、タングステンやストロボ光のホワイトバランスは機種や使用頻度等によって大きく変わる場合があります)

蛍光灯(緑系)の場合

タングステンや電球ほどの色被りを起こすことは少ないのですが、蛍光灯下で撮影した場合もミックス光が出ます。蛍光灯用のフィルターはグリーンです。蛍光灯の光は目視で確認しにくいのですが、緑色をしています。撮影スタジオでも蛍光灯が入っているような場所もあるのですが、基本的に撮影中は色被りを防止するために蛍光灯を切っています。ただ蛍光灯に関しては、フリッカーが発生しやすく、フリッカーの度合いによって緑の出方も変わってくるので非常に厄介です。私は蛍光灯かぶりが強いときにはあえてグリーンフィルターを入れることなく、強めのストロボ光を焚くことで色被りをしないようにしています(上位機種のデジタルカメラにはフリッカー抑制モードが搭載されているものもあります)。タングステン光とは違い、蛍光灯は色のかぶり方も強くないので、強めのストロボ光である程度解決をすることができます。また、画角の中にグリーンが入っていない場合には、撮影後の現像処理でグリーンの彩度を0にして幻想することで、背景などに被ったグリーンも抜きやすいです(モデルの顔にグリーンが被っている場合には不自然になる可能性が高いので要注意)。

3色以上のミックス光

二食のミックス校であればカラーフィルターで対応することができるのですが、3種類以上の光が混ざっている場合には、対応することができません。3色以上のミックス光のある環境下で自然な写真を撮る場合には、・地明かりを消す・コントロール可能であるカメラ側のストロボ光を強め、地明りの影響を弱めるまた、ライブなどの撮影においてはステージの照明さんの演出でミックス校を作っていますので、そのまま撮影することが望ましいです(そもそもライブのステージにおいてストロボは焚けないですが)。色をかぶらせることを目的とした撮影である場合を除き、多くの場合はミックス光で映らないようにするべきである。

3色以上のミックス光

二食のミックス校であればカラーフィルターで対応することができるのですが、3種類以上の光が混ざっている場合には、対応することができません。3色以上のミックス光のある環境下で自然な写真を撮る場合には、・地明かりを消す・コントロール可能であるカメラ側のストロボ光を強め、地明りの影響を弱めるまた、ライブなどの撮影においてはステージの照明さんの演出でミックス校を作っていますので、そのまま撮影することが望ましいです(そもそもライブのステージにおいてストロボは焚けないですが)。色をかぶらせることを目的とした撮影である場合を除き、多くの場合はミックス光で映らないようにするべきである。

ミックス光は撮影時に対応することが大切

近年フォトショップ等のソフトで撮影後のレタッチでどうにかしようという動きも増えているのですが、写真の基本は、撮影時に対応できる問題は撮影時に解消するということが非常に大切です。特に、ストロボのミックス光に関しては、一枚ずつ繊細なレタッチを行うことで修正できないことはないが、非常に手間と時間がかかるため、撮影時にミックスをしないように撮影することが望ましい。

ミックス光の写真はRAW現像で追い込む

フィルターを使用した場合の写真も、撮影時カメラ側の設定だけでは充分でないことが多いです。そのため、撮影後はRAW現像を行い、ホワイトバランスの最終調整を行うことで、色被りを抜き、きれいな写真として仕上げることができます。

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