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トレーニングジム・パーソナルジムの写真を自分で撮影する方法|清潔感・照明・トレーニングシーン演出のコツ

トレーニングジム・パーソナルジムの写真を自分で撮影する方法|清潔感・照明・トレーニングシーン演出のコツ

トレーニングジム・パーソナルジム・フィットネス施設のホームページ写真は、入会検討者が「ここに通いたい」と感じるかどうかを左右する重要な素材です。清潔感・設備の充実・トレーニングの雰囲気が写真で伝わらなければ、問い合わせや体験申し込みにはつながりません。スマートフォンでも適切な準備と撮り方を押さえれば、入会率を高める写真を自分で撮ることができます。

撮影前の準備:片付けと清掃が最重要

どれだけ撮影技術が高くても、施設が散らかっていたり清潔感がなければ入会検討者の心は動きません。撮影前に以下の点を徹底しましょう。

タオル・ボトル・バッグなど会員の私物はすべてフレーム外へ片付けます。マシン周辺の汗拭きシートやゴミ箱も一時的に移動させてください。フロアのホコリや汚れ、マシンのグリップまわりの汚れも清掃しておくと、写真の印象が大きく変わります。鏡がある施設は鏡の拭き上げを撮影直前に行いましょう。水回り(シャワー・更衣室・洗面台)も念入りに清掃し、清潔感を最大限に見せてください。

必要なカットリスト

ホームページやSNS・求人サイトで必要になるジムの写真カット構成です。撮影前に確認しておくと当日の撮り漏れが防げます。

カット 撮影のポイント パーソナルジム フィットネスクラブ
外観・エントランス 建物全体・看板・入り口を晴天の日に撮影 必須 必須
受付・フロント スタッフが立っている雰囲気カットが理想 必須 必須
トレーニングエリア全景 マシンの配置・フロアの広さがわかるよう部屋の隅から広角で撮影 必須 必須
各マシン・器具の使用シーン ウェイトマシン・フリーウェイト・有酸素系マシンなど種類ごとに撮影 推奨 必須
トレーナーと会員の指導シーン 1対1の指導場面。パーソナルジムでは最も重要なカット 最重要 推奨
トレーナーのプロフィール写真 正面・斜め・全身など複数アングルで撮影 必須 必須
シャワールーム・更衣室・ロッカー 清潔な状態で撮影。水回りの清潔感は入会判断に直結 推奨 必須
パウダールーム・水飲みスペース等 アメニティエリアの充実を視覚的に伝える 任意 推奨
スタジオ・プール・サウナ等 各施設エリアを広角で全景撮影 非該当 必須

ジム特有の問題:鏡の映り込みに注意

ジム施設の撮影で最も気をつけるべきなのが「鏡への撮影者の映り込み」です。トレーニングエリアには大型の鏡が設置されていることが多く、撮影者・カメラ・スタッフが映り込んでしまうケースが頻繁に起こります。

鏡に映り込まないためには、カメラを鏡に正対させず、斜め45度前後のアングルから撮影するのが基本です。真正面から鏡に向かって撮ると必ず映り込みが生じます。どうしても正面から撮りたい場合は、撮影後の編集でトリミングするか、鏡を含まない構図に変えましょう。

照明への対応:ジムの照明は複雑

ジム施設は蛍光灯・スポットライト・LED照明が混在していることが多く、ホワイトバランスの設定が難しい環境です。照明の色温度がまちまちだと、写真全体の色味が統一されずに仕上がります。

スマートフォンの場合は、ホワイトバランスを「オート」のままにするより、画面タップで主役のマシンや人物に露出を合わせ、必要に応じて撮影後にSnapseedなどで色温度を調整するのが確実です。

一眼レフ・ミラーレスカメラを使う場合は、ホワイトバランスを「白色蛍光灯(4000〜4500K前後)」に設定すると、ジム特有の蛍光灯照明下でも色味が安定しやすいです。

室内が全体的に暗い場合は、ISO1600〜3200で明るさを確保しましょう。フラッシュは金属製のマシンに反射して不自然な写真になりやすいため、原則オフで撮影してください。

トレーニングシーンの演出:モデルと同意書

トレーニングシーンや指導シーンはジム写真の中で最も重要なカットですが、実際の会員を撮影するには事前の同意書が必要です。

実際の会員の協力が難しい場合は、スタッフ同士でモデル役を担うのが一般的です。撮影するトレーナーのウェア・身だしなみを整えてから撮影に臨みましょう。

トレーニングシーンで人物が動く場面を撮影するときは、手ブレ・動体ブレが起きやすくなります。シャッタースピードは1/500秒以上を目安にしてください。スマートフォンの場合は「スポーツモード」または「シャッタースピード優先」の設定があれば活用しましょう。

カメラは被写体から2〜3m程度離れた位置でズーム2〜2.5倍に設定して撮影すると、広角レンズによる歪みを防げます。

各エリアの撮り方

トレーニングエリア全景

部屋の隅(入り口付近)から対角線方向に向けて、マシンの配置全体が収まるように撮ります。カメラの高さは立った状態の目線(約160cm前後)が自然です。上から見下ろすアングルは空間が狭く見えるため避けましょう。照明をすべて点灯させた状態で撮ることで、明るく活気ある印象になります。

各マシン・器具の使用シーン

マシンを使っているシーンと、誰もいない状態でマシン単体を撮ったカットの両方を用意しておきましょう。マシン単体の写真はどんな機器があるかをわかりやすく伝えるのに有効で、人物入りの写真は活気と使用感を伝えます。ダンベルやバーベルなどのフリーウェイト器具は、きれいに整列・収納された状態で撮影すると管理のきめ細かさが伝わります。

トレーナーとの指導シーン

トレーナーが会員に寄り添って指導している場面は、パーソナルジムにとって最も入会を後押しするカットです。正面・斜め45度・真横など複数のアングルで撮っておきましょう。トレーナーの顔が自然にカメラ方向を向いているカットがあると、ホームページに使いやすくなります。

受付・フロント

スタッフが受付に立っている状態で撮ると、「訪れたときのイメージ」が伝わりやすくなります。清潔なカウンター・スタッフの笑顔・明るい照明の3点が揃うと好印象です。

シャワールーム・更衣室・ロッカー

水回りの清潔感を重視する会員は多いため、このエリアは清掃を徹底した上で撮影してください。シャワーブースのドアを開けた位置から横向きで撮るのが基本です。ロッカーは扉を閉めた状態で整然と並んでいる様子を撮ります。

撮影料金、すぐにわかります。

この記事を書いた人

【経歴】 1987年、広島県生まれ。2006年より報道の現場で活動を開始し、政治・社会・経済ニュースの取材撮影に従事。これまでに1万人以上のタレント・著名人を撮影。2014年10月、ビジネス撮影に特化した写真事務所「deltaphoto」を設立。2017年4月、株式会社デルタクリエイティブとして法人化。現在は、これまでの経験をもとに「ビジネスにおける写真の価値」を再定義し、撮影現場のディレクションおよび品質管理に専念。あわせて、同社プラットフォームを通じて「プロフェッショナルの技術」と「ユーザーの想い」を繋ぐ活動に注力している。

【主な撮影・ディレクション実績】(順不同・敬称略)グーグル合同会社 / 三菱商事株式会社 / ボストン・コンサルティング・グループ / 株式会社NTTドコモ / 東京地下鉄株式会社(東京メトロ) / 日本テレビ放送網株式会社 / 株式会社サイバーエージェント / 株式会社集英社 / 株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ / 経済産業省 / 東京大学 / スペイン大使館 ほか多数

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