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入社式・内定式の写真撮影をカメラマンに依頼する方法|準備・必須カット・依頼のコツ完全ガイド

入社式・内定式の写真撮影をカメラマンに依頼する方法|準備・必須カット・依頼のコツ完全ガイド

入社式・内定式は新入社員にとって一生に一度の晴れ舞台であり、企業にとっても採用広報・社内報・プレスリリースなど多用途に活用できる重要な写真素材が生まれる機会です。商品撮影やホームページ撮影と大きく異なるのは「やり直しがきかない一発勝負」という点です。式典は進行とともに刻々と動いていくため、カメラマンにいかに的確な情報を事前共有できるかが成否を左右します。

依頼のタイミング:3〜4月は繁忙期のため早めに

入社式が集中する3月下旬〜4月上旬は、カメラマンへの撮影依頼が年間で最も多い時期のひとつです。人気のカメラマンはこの時期に複数の依頼が重なるため、直前の依頼では希望の日程で対応できない場合があります。式典の日程が決まったら、できるだけ早めに依頼の打診を始めましょう。目安として、遅くとも2〜3週間前には撮影日を確定させておくのが安全です。

進行表(式次第)と会場図を共有する

外部のカメラマンは社内の式典の流れを事前に把握していません。進行表(式次第)を事前にカメラマンに共有することで、カメラマンが各シーンに先回りして最適な立ち位置を確保できるようになります。台本の全文は不要ですが、「誰が、いつ、どこから登壇し、何分間話すのか」が把握できる程度の情報を共有しておきましょう。

あわせて、会場のレイアウト(席の配置・ステージの位置・通路の動線)も伝えておくと、カメラマンが事前に立ち位置や動き方をシミュレーションできます。カメラマンが入ってはいけない場所(オンライン配信カメラの前など)がある場合は、その旨も必ず明記してください。

機材セッティングのため、カメラマンには撮影開始の30〜40分前には会場入りしてもらえるよう、スケジュールに余裕を持たせておきましょう。

ストロボ(フラッシュ)の使用可否を確認する

入社式・内定式は厳粛な雰囲気の中で進行するため、ストロボ(フラッシュ)の使用について事前に確認が必要です。厳かなスピーチ中や、オンライン配信・動画撮影が同時に入っているシーンでストロボを使用すると、配信映像への影響や場の雰囲気を損なうことがあります。

ストロボ使用がNGなタイミングがある場合は必ずカメラマンに伝えてください。ストロボが使えない暗い会場では、カメラマンが高感度対応の機材を準備するなどの対応が必要になるため、この情報共有は撮影クオリティに直結します。

必須カットをリスト化して共有する

「式典全体の様子を撮ってください」という曖昧な依頼は、後になって「欲しかったシーンがない」というトラブルの原因になります。以下の表を参考に、絶対に撮り逃してはいけないカットをリスト化してカメラマンに事前共有しましょう。

必須カット 事前に決めておくべきポイント
集合写真 式の前後どちらで撮るか。役員と新入社員の並び順、ひな壇(段差)の有無
証書・辞令授与 渡す瞬間か、受け取ってカメラ正面を向いた瞬間か
社長・役員挨拶 登壇中の表情と、引きの絵(新入社員の背中越しに見る登壇者)の両方を希望するか
新入社員代表の挨拶・答辞 代表者の顔・座席位置を事前にカメラマンに伝える
歓談・オフショット 緊張した面持ち・同期同士で談笑する自然な笑顔など、ほしい雰囲気の指定
会場全景 式典開始前の誰もいない状態で撮影するか、参加者が揃った状態で撮影するか
新入社員のプロフィール写真 背景紙を使用した顔写真撮影を希望する場合は機材が変わるため事前相談が必須

重要人物(VIP)を事前にカメラマンへ伝える

外部のカメラマンは社内の人間関係や役職を知りません。「誰を確実に、多めに撮るべきか」を事前にインプットしておく必要があります。

社長・役員の顔写真と名前をまとめた簡単なリストを渡しておきましょう。答辞を読む新入社員代表など、特定の役割を持つ人物がいれば顔と座席位置を伝えておくと、カメラマンが人物を素早く識別して動けるようになります。

撮影データの用途・納品スケジュールを確定させる

撮影した写真をどのように使うかによって、カメラマンの撮り方や必要なカットの優先順位が変わります。社内報・来年度の採用サイト・公式SNS・プレスリリースなど、主な用途を事前に伝えてください。

採用サイトのトップ画像に使いたい場合は「文字を入れるための余白(引きの絵)を多めに撮ってほしい」というリクエストができます。プレスリリース用の場合は「横長・余白多め」の構図が有効です。

開催当日にニュースリリースやSNSで発信したい場合は、「式の終了後すぐに集合写真と社長挨拶の3〜5カットだけ先に納品してほしい」と事前に依頼しておきましょう。特急納品の対応可否は依頼段階で確認しておくことが重要です。

カメラマンの服装指定

式典の厳粛な雰囲気を壊さないよう、カメラマンへの服装指定を忘れずに行いましょう。「ダークスーツ着用」「スーツまたはオフィスカジュアル」など、式典の格式に合わせたドレスコードを事前に指定しておくと安心です。

参加者への事前周知

新入社員・内定者に対して、式典前日までに以下の点を案内しておきましょう。服装(スーツ着用など)と身だしなみの確認、写真・映像の撮影が行われること、撮影した写真が採用サイト・SNS・社内報などに掲載される可能性があることです。撮影の存在を知らずに参加すると、自然な表情が撮れないだけでなく、写真掲載後のトラブルにつながる可能性もあります。

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この記事を書いた人

【経歴】 1987年、広島県生まれ。2006年より報道の現場で活動を開始し、政治・社会・経済ニュースの取材撮影に従事。これまでに1万人以上のタレント・著名人を撮影。2014年10月、ビジネス撮影に特化した写真事務所「deltaphoto」を設立。2017年4月、株式会社デルタクリエイティブとして法人化。現在は、これまでの経験をもとに「ビジネスにおける写真の価値」を再定義し、撮影現場のディレクションおよび品質管理に専念。あわせて、同社プラットフォームを通じて「プロフェッショナルの技術」と「ユーザーの想い」を繋ぐ活動に注力している。

【主な撮影・ディレクション実績】(順不同・敬称略)グーグル合同会社 / 三菱商事株式会社 / ボストン・コンサルティング・グループ / 株式会社NTTドコモ / 東京地下鉄株式会社(東京メトロ) / 日本テレビ放送網株式会社 / 株式会社サイバーエージェント / 株式会社集英社 / 株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ / 経済産業省 / 東京大学 / スペイン大使館 ほか多数

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